Vim 初心者のための .vimrc 設定ガイド
いろいろ調べたんですが $HOME
やら ~/.vimrc
やら初心者には分かりにくい解説ばかりだったので個人的にメモ
はじめに
vim にある程度慣れてくると、いちいち :set
なんてやってられなくなります。いろいろ調べると、あらかじめ設定ファイルを作っておく事で、環境設定ができることが分かりました。どうやらこの設定ファイルには2種類あり、システム vimrc が読み込まれた後、ユーザ vimrc が読み込まれ、重複する設定はユーザ vimrc
で上書きされるようです。ユーザが安全に弄れるのはユーザ vimrc で、その保存先が冒頭で述べた $HOME
だったり ~/
と呼ばれる場所のようです。それでは $HOME
や ~/
と呼ばれる場所を探してみましょう。
$HOME を探して移動するまで
$HOME を探す
$ echo $HOME
/Users/tetsuya
echo
コマンドは $HOME
という変数の中身をを表示しないさいってことですね。これで自分の $HOME
が /Users/tetsuya
だったことが分かりました。
$HOME と ~/ の関係について
実は、$HOME
と ~/
は同じ場所を指しています。~/
は $HOME
を表す省略記号として使われています。簡単に確認してみましょう。
$ echo ~/
/Users/tetsuya
$HOMEへ移動
$ cd $HOME
または
$ cd ~/
もしくは
$ cd /Users/tetsuya
どれも同じ結果を得られます。
.vimrc の編集をする
.vimrc の作成
vim .vimrc
さて、これであとは好きに設定を追加していくだけです。参考までに、私の設定は下記の通りです。
"#####表示設定#####
set number "行番号を表示する
set title "編集中のファイル名を表示
set showmatch "括弧入力時の対応する括弧を表示
syntax on "コードの色分け
set tabstop=4 "インデントをスペース4つ分に設定
set smartindent "オートインデント
"#####検索設定#####
set ignorecase "大文字/小文字の区別なく検索する
set smartcase "検索文字列に大文字が含まれている場合は区別して検索する
set wrapscan "検索時に最後まで行ったら最初に戻る
追記
@yaotti さんがコメントしてくださっているように .vimrc
では "
(ダブルクオテーション)で始まる行はがコメント行となります。